コラム第2回は中の人所有のプロ野球ユニフォームについて書き連ねていきたいと思います!
☆ オリックス・バファローズ 2016 ビジターユニフォーム
大学生になり、自らのお金で購入した初めてのユニフォーム。当時、バファローズのハイクラスユニフォームのフリーチョイス(定番商品に無い選手登録メンバーの番号、ネームを入れることができるシステム)は、先着順だったため、注文開始とアルバイトの終了時間をにらめっこしていた記憶があります。
さて、ユニフォームの特徴は、前年までグレーベースだったビジター用が、2010年以来となるネイビーを復活させました。オリックスのビジター胸マークは球団創設以来、“ORIX”が非常に特徴的で、この年のロゴは前年度使用のロゴよりも止めや跳ねの部分がより大きくなり、力強さが増したものになりました。
オリックスといえば、地球柄やチェック柄、復刻ユニフォーム等、多種多様なデザインが注目されていますが、ホーム・ビジター用も近年、マイナーチェンジが多く行われています。
2011-2014ホーム用
2017-2018ホーム用
写真左は二重縁取りに対し、右は三重縁取りです。2014年から使用されたサード用に採用された三重の縁取り(チームロゴ、背番号、背ネーム)が2016年よりすべてのタイプに採用されています。ミズノ社製からデサント社製に変更された2017年には背ネームが、また2019年にも番号、背ネームのフォントを一新しています。
その他にも、ラケットラインのカラー、襟元への変更や、袖ラインも3本線に変更されたり、細やかな変更が行われています。
☆ 北海道日本ハムファイターズ 北海道シリーズ2017 HOKKAIDO be AMBITIOUS 着用ユニフォーム
HOKKAIDO be AMBITIOUS初開催の来場者プレゼントにて配布されたものです。知人から譲り受けたものになります。
2017年から始まった“HOKKAIDO be AMBITIOUS”。同じく北海道シリーズとして開催されている“WE LOVE HOKKAIDO”と並ぶ、ファイターズの毎年恒例のビッグイベントとして人気を博しています。
胸マークにはHOKKAIDOの頭文字“H”(ビジターキャップ用マーク)、その下部にAMBITIOUSを。左袖には北海道地図がデザインされています。
17年から19年現在まで使用されているカラーは北海道旗の濃紺・白・赤のトリコロール。18年はメインカラーを白とし、前年とは違った印象のユニフォームで戦いました。そして今年(19年)は“道民の不屈のエネルギー”の『赤』がメインカラーとして採用されています。(中の人的推しは19年モデル。カッコイイ!札幌ドームが赤く染まる光景は迫力満点!)
ファイターズのイベントユニフォームはカラーが多様ですが、ホーム用で使用されている特徴的なアシンメトリーデザインを壊すことなく、むしろ存分に活かしたものが多くみられます。
☆ 横浜DeNAベイスターズ 2015- ホームユニフォーム
2012年の親会社変更時よりホームユニフォームの基本スタイルは変わっておらず、横浜DeNAベイスターズの“顔”となったデザインです。2015年に濃紺だった部分が青(横浜ブルー)に変更され、現在に至ります。
首元のライン以外はすべて昇華ですが、脇下の切替と袖口の3本ラインは、本体とは別のものが継ぎ合わせてあります。 また、首元の裏には選手個人別の“Personal slogan”がプリントされています。
宮崎敏郎選手は“ALL THE BES
袖には70thプライマリーロゴ
70th ANNIVERSARY ユニフォーム
背ネームは個人名ではなく”YOKOHAMA”
今シーズン(2019年)ベイスターズは、1949年にまるは球団として誕生してから数えて70年の節目を迎えました。“70th ANNIVERSARY PROJECT”と銘打って70年の歴史を振り返るイベントや、“70th ANNIVERSARY ユニフォーム”なる特別ユニフォームを身に纏ってプレーしています。ホーム・ビジター用の袖マークは、70thプライマリーロゴに変更されています。
先述の“70th ANNIVERSARY ユニフォーム”には、過去70年の間に使用されてきたユニフォームのレイアウトやカラーリング、フォントを凝縮したデザインが施されています。中の人イチ推しポイントは、胸マークの”YOKOHAMA β“。98年日本一に輝いた際に着用していたビジターユニフォームのレイアウト、”YOKOHAMA“のフォントには初代ホエールズのユニフォームに使用されたものを、”β“にも初代ホエールズのシンボルマーク『W』が使用されているのですが、その『W』を現在の『B』に変更し、90°回転させた、なんとも心くすぐられる胸マークがあしらわれています。
今回は3つのユニフォームをご紹介しました。各ユニフォームに付随して他のユニフォーム情報も併せて記事にしてみました。
ラインの太さや、カラーリング、フォントがほんのちょっと変わるだけで違う顔を見せてくれます。ご自身がお持ちの草野球チームのユニフォームも、少し手を加えると新鮮な気持ちでユニフォームを着ることがより一層楽しくなるかもしれません。セカンドユニフォームやプラクティスジャージなどご検討いかがでしょうか!?
次回も続けてユニフォームコレクションズをお届けしようと思っております。お楽しみに!
参考資料・出典・引用(すべて2019年8月7日閲覧)
☆ オリックス・バファローズ 2016 ビジターユニフォーム
2016年新ユニフォーム発表|オリックス・バファローズ
https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/4994.html
株式会社デサントとのオフィシャルサプライヤー契約締結ならびに2017年新ユニフォーム発表|オリックス・バファローズ
https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/5860.html
☆ 北海道日本ハムファイターズ 北海道シリーズ2017 HOKKAIDO be AMBITIOUS 着用ユニフォーム
北海道シリーズ2018 HOKKAIDO be AMBITIOUS | 北海道日本ハムファイターズ
https://www.fighters.co.jp/expansion/2018/ambitious/uniform.html
《北海道シリーズ2019 HOKKAIDO be AMBITIOUS》開催概要発表!|北海道日本ハムファイターズ
https://www.fighters.co.jp/news/detail/00001815.html
CONCEPT – 北海道シリーズ2017 HOKKAIDO be AMBITIOUS|北海道日本ハムファイターズ
https://www.fighters.co.jp/expansion/2017/ambitious/concept/
☆ 横浜DeNAベイスターズ 2015- ホームユニフォーム
ユニフォームコンセプト | 横浜DeNAベイスターズ
https://www.baystars.co.jp/team/concept/
横浜DeNAベイスターズ 70th ANNIVERSARY
https://www.baystars.co.jp/70th/
『70th ANNIVERSARY PROJECT』概要発表 70年の歴史を凝縮した特別ユニフォーム「70th ANNIVERSARYユニフォーム」を公式戦6試合で着用!~歴代ベストナイン投票や特別コラムなど70年の歩みを振り返る企画も~ | 横浜DeNAベイスターズ
https://www.baystars.co.jp/news/2019/01/0129_02.php