野球ユニフォームメーカーが選ぶ!プロ野球かっこいいユニフォーム パ・リーグ編 第一弾 2020.08.19 イチロー 近年様々なイベントユニフォームが発表され、目まぐるしく着用するユニフォームが変わるプロ野球のユニフォームたち。 今回は、過去から2020年現在までにプロ野球で使用されてきたユニフォームについて、野球ユニフォームメーカーの社員が推薦するユニフォームを各球団ごとにピックアップしていきたいと思います! 洗練された現代のユニフォームから、少し遡った懐かしのかっこいいユニフォームたちをご紹介いたします! 今回はパリーグ編・第一弾はファイターズ、ホークス、マリーンズ、バファローズです! 北海道日本ハムファイターズ HOKKAIDO Be AMBITIOUS 2017 引用元:パーソル パ・リーグTV公式 17シーズンから始まったHOKKAIDO Be AMBITIOUSシリーズ。これまで過去3回実施されてきました。そんなこのシリーズで使用されてきたユニフォームからチョイスしたのは第1回目で使用された17年のユニフォーム。 アシンメトリーが特徴的なファイターズのホームユニフォームのデザインをそのままに、北海道旗の濃紺・白・赤を配色したカラーリングとなっています。 あまりイメージのないファイターズの濃紺色ユニフォーム。とてもかっこよく感じます。 写真引用元:北海道日本ハムファイターズ公式HP このユニフォームは来場プレゼントとして配布されたユニフォームです このHOKKAIDO Be AMBITIOUSで使用されたその他2回のユニフォームは、先述の北海道旗の濃紺・白・赤のカラーを同じデザインの中でローテーションさせたユニフォームでした。 それぞれが全く違う顔を見せているのでとても新鮮な印象がありました。 福岡ソフトバンクホークス 福岡ダイエーホークス ホーム・ビジターユニフォーム(‘93~’04) 引用元:【プロ野球PV】 福岡ダイエーホークス “ガッチャマンヘルメット”などでインパクトを集めた初代福岡ダイエーのユニフォームからデザインが一新されたユニフォーム。福岡ドーム(現・福岡PayPayドーム)の開場と同時にこのユニフォームが使用され、球団が譲渡される04年まで使用されました。 特徴的なのはホームとビジターでカラーリングが異なるだけでデザインそのものは全く同じものであるということ。 単色のユニフォームに身頃ラインのみで、特にビジターは片胸マーク・番号・背ネーム・袖マーク(ペットマーク除く)がすべて白1色で加工されています。 飾りっ気のないダイエー時代のユニフォーム。王政権の代名詞ともいえるこのユニフォームはまさにシンプルイズベストと言ってよいでしょう。 ホーム用ユニフォーム 引用元:BASEBALLKING ビジター用ユニフォーム 引用元:週刊ベースボール 千葉ロッテマリーンズ ホーム・ビジターユニフォーム(‘92~’94) 引用元:立花龍司チャンネルタチリュウコンディショニングジム ロッテ球団史に残るインパクトの強いユニフォームではないかと思います。こちらは92年、チームが神奈川は川崎より千葉へ移転し、チーム名をオリオンズからマリーンズへ変更したタイミングで登場したユニフォームです。 このユニフォームが語り継がれる理由は何といってもカラーリング。今でこそマリーンズといえば黒の印象ですが、当初のチームカラーはピンク(サンライズ・ピンク)でした。そのピンクを押し出したユニフォームカラーと、いかにも柔らかそうな新チームロゴがどこか柔和な雰囲気を醸し出していました。 ビジターユニフォームにはブルーグレーの本体を採用。ホームとビジターの違いは袖ネームが“CHIBA”(ホーム)と“LOTTE”(ビジター)という部分のみでした。 ホーム用ユニフォーム 引用元:千葉ロッテマリーンズ公式ページ ビジター用ユニフォーム 引用元:週刊ベースボール オリックス・バファローズ ホームユニフォーム(‘06~’08・神戸専用) 引用元:LaSkull オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの球団統合によって誕生したオリックス・バファローズ。合併した当初はブルーウェーブの本拠地であった神戸と、大阪近鉄の本拠地であった大阪とで、それぞれ違うユニフォームを着用してプレーしていました。 06年から使用された神戸専用ユニフォームは、合併初年の05年から大阪で使用されていたユニフォームのデザインに準じたユニフォームが使用されていました。 大阪専用ユニフォームとの違いは、袖のカラー。ラグランスリーブのユニフォームは、大阪がネイビー、神戸は身頃と変わらないホワイトでした。 清原和博選手がオリックス在籍時に放った全2本のサヨナラホームランをこのユニフォームで記録しています。うち1本のサヨナラゲーム(対西武)を中の人は観戦に行っており、終電間近でガラガラのスタンドへ放った1発だったことを鮮明に記憶しています(笑) いかがでしたでしょうか。子供のころに憧れたユニフォーム、流行の最先端を行くユニフォーム。どちらも味があって中の人の心躍るユニフォームでした! 第二弾をお楽しみに! パ・リーグ編第二弾: https://www.avis-club.co.jp/2020-09-04/ セ・リーグ編第一弾: https://www.avis-club.co.jp/2020-09-25/ セ・リーグ編第二弾: https://www.avis-club.co.jp/2020-10-27/ ユニフォームあんなデザインこんなデザイン前の記事 野球ユニフォームメーカーが選ぶ!プロ野…次の記事