こんにちは、コラム第3回のお時間です。前回に引き続き今回もわたくしのタンスの中身をご覧いただくことにしようと思います。
今回は“女子プロ野球”のユニフォームをピックアップして語っていこうと思います。ちなみに、女子プロ野球では、発足当初から全球団がノースリーブ型のユニフォームを採用しています。
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京都フローラ2017- 着用モデル
京都フローラ2017- 着用モデル
女子プロ野球発祥の地、京都に拠点を置く京都フローラのプロモデルユニフォームシャツです。少し京都フローラの歴史を紐解きます。2010年に発足した女子プロ野球。『京都アストドリームス』の後継球団として2013年に『ウエストフローラ』、そしてホームタウン制となった2015年より現在の『京都フローラ』として活動しています。
フローラのユニフォームデザインの特徴は、左肩から右脇腹を経由して裾全体へと広がる桜模様に目を引かれます。肩部分にも3つの桜が同じパターンで並べられています。色使い鮮やかで、グラデーションとも使用され、昇華で作るユニフォームの利点を最大限に生かしたデザインになっています。トップチーム3球団のうち、フローラのユニフォームのみ、地域名が肩口にプリントされています。2ボタンタイプが採用されています。
埼玉アストライア 2016- 着用モデル
東日本唯一の球団、埼玉アストライアのユニフォームです。4球団のなかで最も歴史の新しい球団のアストライア。設立当初の球団名は『イーストアストライア』。2年の時を経て埼玉に籍を置いています。
2016年にユニフォームデザインの一新を行っています。襟元から伸びるオレンジのラインが細いものから、大幅に太く、長くなり、かなりのインパクトを受けます。また、チームロゴに、影が付き、立体感が出ました。4球団唯一の左右対称デザインで、フロントオープンタイプです。
そして私が所有しているこのユニフォーム、右肩にホームベース型のロゴが施されています。実はこれ、前年度年間女王に輝いたチームが翌年度のユニフォームに前年女王の証としてこのロゴが付きます。このユニフォームを購入したタイミングが偶然その対象年だったためにこのロゴが付いていました。
愛知ディオーネ 2018- ファン向けプロモデル
このユニフォームは袖があるタイプになります。各球団が年に1度受注販売をするプロモデルのユニフォームシャツ。その際に袖ありタイプと袖なしタイプを選択できることになっています。
愛知ディオーネは2018年より我がエイビスが所在する愛知県へ兵庫県から本拠地移転をしてきました。その際にチームロゴの“Hyogo”が“Aichi”と変更されました。ただしデザイン自体は兵庫時代のものをそのまま踏襲した形になっています
レイア 2017- 着用モデル
4球団目、最後は育成球団『レイア』のユニフォームです。レイアは他球団とは異なり、かなり複雑な球団の歴史を持ちます。『大阪ブレイビーハニーズ』が2013年に誕生するも、翌年には『ノースレイア』として再スタート。2015年には『東北レイア』となるも、時を同じくして姿を育成球団と位置付けられます。2016年には東北の名を外し『レイア』、さらに翌年には活動拠点が東北・仙台から京都の城陽へ移転し現在に至ります。
このユニフォームは17年の本拠地移転と同時に変更されました。なんといっても目を引かれるチームカラーのピンク。肩のチェック柄がとてもおしゃれです。肩から伸びる赤のラインは左右でわずかにずれています。
このユニフォームでプレーする選手を鮮やかなピンクがより一層フレッシュさを引き立てます。
以上女子プロ野球4球団のユニフォームをご紹介いたしました。球場、オンラインストアでは年間を通してレプリカユニフォームを販売していますが、各種プロモデルは全球団共、年に一度、期間限定商品として発売されることになっています。ですので、思い立ったが吉日でプロモデル購入は買える時に買う精神が重要かもしれません。
これにて第3回を閉めたいと思います。次回更新もお楽しみに!
参考資料・出典
【キャンプ1日目】新ユニフォームを発表! ~スタイリッシュさと力強さを意識したデザインに~ | 女子プロ野球リーグ
https://www.jwbl.jp/news/detail/id/4526