野球ユニフォームメーカーが選ぶ!プロ野球かっこいいユニフォーム パ・リーグ編 第二弾 2020.09.7 イチロー 近年様々なイベントユニフォームが発表され、目まぐるしく着用するユニフォームが変わるプロ野球のユニフォームたち。 今回は、過去から2020年現在までにプロ野球で使用されてきたユニフォームについて、野球ユニフォームメーカーの社員が推薦するユニフォームを各球団ごとにピックアップしていきたいと思います! 洗練された現代のユニフォームから、少し遡った懐かしのかっこいいユニフォームたちをご紹介いたします! 今回はパリーグ編・第二弾はイーグルス、ライオンズ、そして特別編です! パ・リーグ編第一弾はこちら: https://www.avis-club.co.jp/2020-08-19/ Contents 東北楽天ゴールデンイーグルス ホームユニフォーム(‘18~’19) 引用元:パーソル パ・リーグTV公式 楽天球団創設以来使用されてきたユニフォームが初めてリニューアルされたユニフォームです。全体の変更点はそれまでの肩口から伸びるラインが廃止され、袖と首にラインを取り付けたものになりました。 また、各マークの加工についても、それまでクリムゾンレッドにイエローの縁でしたが、このリニューアルから縁がゴールドへ変更となっています。 このユニフォームのおすすめポイントは番号書体。各番号に鋭角や切り込みが入ったかっこいい書体でした。 残念ながらこの番号書体は19年をもって使用が終了してしまいました。 埼玉西武ライオンズ ライオンズフェスティバルズ2018 獅子風流(ししぶる)ユニフォーム 引用元:埼玉西武ライオンズ ライオンズの恒例イベント、“ライオンズフェスティバルズ”。その中でも18年に着用された“獅子風流(ししぶる)”ユニフォームをピックアップしました。 ライオンズがビジターで着用していた懐かしきブルーのユニフォームを彷彿とさせるデザインでした。 よく見ると胴部分にはグラデーションがかかり、さらによく見ると無数の三角のような模様が。これはペナントを表しており、これは所沢の地にチャンピオンフラッグをたなびかせるという意味で描かれているそうです。 青い本体カラーと緑と赤のラインが、より一層懐かしく、街中でも見かける西武グループのライオンズカラーを思い起こさせてくれます。 過去のライオンズと現在のライオンズを掛け合わせたようなイメージを抱いたことからこのユニフォームをピックアップしました。 引用元:埼玉西武ライオンズ公式サイト 【番外編】プロ野球かっこいいユニフォーム パ・リーグ編 オリックス・ブルーウェーブ ホームユニフォーム(‘99~’00) 引用元:bjszktdrチャンネル 袖ワッペンから“がんばろうKOBE”が姿を消した後のユニフォーム。フロントオープンが流行し始めていた中で最後までV首のシャツを採用していました。 98年まで着用していたユニフォームとの変更点は、袖ワッペンの“がんばろうKOBE”から“KOBE”の上にチームマスコットであるネッピーのワッペンを取り付けたデザインとなりました。 そしてそのネッピーですが、実は選手・監督・コーチによってネッピーのデザインが異なるものを使用していました。中にはホーム用とビジター用でデザインが違った選手もいました。(例:イチローや田口壮) 公認野球規則には、ユニフォームについて、同一チーム同一意匠であることが求められていますが、特別な許可を得たうえで、このような取り組みを行っていました。 こちらは中の人が所有するファンクラブユニフォームに張り付けられたネッピー(基本ポーズ)です。(ユニフォーム自体はブルーウェーブファンクラブの会員特典のもの。) ホームユニフォーム(‘99~’00) 引用元:時事通信社 基本ポーズのワッペン 基本ポーズ、監督、スライディング (左から時計回り) ピッチャー、左打者 基本ポーズのほかにも、写真のデザインで監督用・投手・左打者・スライディング・外国人選手用など多くのポーズのラインナップが存在していました。選手の特徴に応じたワッペンを身に着けていました。萩原淳投手は日本人選手登録でありながら、なぜか外国人選手用ワッペンをつけていました。(笑) 大阪近鉄バファローズ ビジターユニフォーム(‘99・赤ユニフォーム) 引用元:football baseballチャンネル 大阪ドーム(現:京セラドーム大阪)へ移転した97年に、コシノヒロコさんのデザインでユニフォームを変更した近鉄。99年からはチーム名が“大阪近鉄バファローズ”と地域名の“大阪”を冠したことによりそれまで“Kintetsu”だったビジター用の胸マークが“Osaka”と変更になったデザインです。 それまでのビジターユニフォームのベースカラーはグレーやブルーぐれーなど、比較的落ち着いた色が多かった時代、斬新な赤いユニフォームは賛否両論を巻き起こしました。 残念ながらこの赤いユニフォームは99年を最後に使用されなくなってしまいました。 このコシノヒロコさんデザインのユニフォームには、左袖にマスコットのバフィリードが取り付けられていましたが、99年に限ってはホーム用・ビジター用(紺・赤)すべてに球団創設50周年のワッペンが取り付けられました。 すなわち99年のこの赤いユニフォームは、いつもとは異なったバフィリードの周年のワッペンと、この年から変更になった胸マーク、さらにこの年で廃止となるなど、とても複雑な事情が入り組んだユニフォームとなりました。 19年にはこのユニフォームが復刻されましたが、さすがに50周年のワッペンは取り付けられることはありませんでした。 ビジターユニフォーム(19年復刻時のもの) 引用元:スポニチ 新しいライオンズとイーグルスのユニフォーム、そして嗚呼懐かしの20世紀が終わる頃のユニフォーム。 思わず涙の出てきそうになる思い出を思い起こさせてくれる力をユニフォームは持っています。 エイビスでもお客様の思い出になるようなユニフォームをお届けできるように努めて参ります。 次回の“野球ユニフォームメーカーが選ぶ!プロ野球かっこいいユニフォーム”はセ・リーグ編です!どうぞお楽しみに! パ・リーグ編第一弾: https://www.avis-club.co.jp/2020-08-19/ セ・リーグ編第一弾: https://www.avis-club.co.jp/2020-09-25/ セ・リーグ編第二弾: https://www.avis-club.co.jp/2020-10-27/ 野球ユニフォームメーカーが選ぶ!プロ野…前の記事 中日ドラゴンズ1998年サンデーユニフォー…次の記事